60代の婚活でお会いした方は、みなさん何かしらの過去をお持ちでした。
離婚した方、配偶者を亡くされた方、長く介護をされた方。私もそのひとりです。
お見合いの席で、その話をどこまでするのか。
隠すべきなのか、話すべきなのか。私も迷いました。
実際に何人かの方とお会いして、気づいたことを書きます。
01|過去は、隠さなくていいと思います
まず、私の考えからお伝えします。
過去は、隠さなくていいと思います。
私は60代で離婚しました。お見合いの席で、その経緯を自分から話しました。
なぜ離婚したのか。どういう年月だったのか。ごまかさずにお伝えしました。
02|自分から話すと、相手も話してくださいました
すると、不思議なことが起きました。
相手の方も、ご自分のことを話しはじめたのです。
それまで当たりさわりのない会話だったのが、そこから急に、お互いのことが見えてきました。
1時間という短い時間で、その人の考え方を知るには、これがいちばん早い方法だと、私は思いました。
だから私は、過去を話すこと自体は、悪いことではないと思っています。
03|ただ、話が続いてしまう方もいらっしゃいました
気になったのは、その量です。
お会いした方の中に、こういう方がいらっしゃいました。
前の奥様を、ご病気で亡くされた方でした。
そして、お葬式の席で、奥様のご家族から自分の悪口を言われたとおっしゃるのです。
その話が、ずっと続きました。
お見合いの時間のほとんどが、その話でした。
04|たぶん、話す相手がいなかったのだと思います
私は、黙って聞いていました。
途中で、こう思ったからです。
この方は、この話を誰にも言えなかったのではないか。
配偶者を亡くされて、葬儀の場で責められて。そのことを受け止めてくれる人が、そばにいなかったのではないか。
そして、その前には、しっかりと介護をされた時間があったのだと思います。
やり切ったあとに、そう言われたのです。
やり場がなかったのだと思います。
だから、その日は最後まで聞きました。そういうこともあるのだと、受け止めました。
05|それでも、お見合いの席では「さらっと」
そのうえで、私が思ったことがあります。
お見合いの席では、過去の話は、伝えたとしても、さらっと流すほうがいいのではないか、ということです。
伝えること自体は、かまわないと思います。私自身も、伝えてよかったと感じています。
でも、私にとってお見合いの場は、これからのことを話す場所でした。
過去の痛みの話を長く聞いていると、私はこう考えてしまいました。
この方は、まだそこにいらっしゃるのだろうか、と。
そして、これから先を一緒に過ごすとしたら、その話をずっと聞き続けることになるのだろうか、とも考えてしまいました。
それは、その方にとって、もったいないことだと感じました。
06|あの日の経験から、大切だと思うこと
【1】長くなりすぎないようにする
伝えることは、大切だと思います。
でも、話す時間が長くなると、その日のお見合いが、過去の話だけで終わってしまいます。
詳しい経緯は、お互いに会う回数が増えてからでも、間に合うと思います。
【2】恨みごとは、その場に持ち込まない
前の相手や、その家族への気持ちは、誰にでもあると思います。
でも、それは初対面の場で出す話ではないと、私は感じました。
聞いている側には、内容よりも「この方は、まだ怒っていらっしゃる」という印象が残ってしまうからです。
【3】最後は、これからの話で終える
過去の話をしたら、そのまま終わらせずに、これからのことに戻す。
「そういうことがあって、いまはこう考えています」
この一言があるだけで、印象が変わると思います。
おわりに
私がお会いした方は、みなさん何かを抱えていらっしゃいました。
抱えていること自体は、誰の欠点でもないと思います。
大事なのは、それをどう置いているかだと思います。
私は、お会いする方全員に同じ12の質問をすると決めていました。質問があったから、話が一方に偏りすぎず、お互いのことを知ることができました。
その12の質問と、質問をする順番は、noteにまとめています。
▼ 60代の結婚相談所選び|私が払った費用と全員に尋ねた12の質問
https://note.com/fresh_wasp9631/n/nae7c7860babd
お見合いで、私が実際に見ていたことは、こちらにも書きました。
→ お見合いで、実際に見ていたこと|60代の婚活で気づいた5つ
https://ao-secondlife.com/?p=53





